木村式自然栽培で米つくり 2015年 (二年目)
今年の作業完了です
11月1日(日)9:00に4名で作業開始、心配した天候も薄日が差す天候になり気温も暑くも寒くもない気候になりました。
ハデに架けた稲を脱穀機にかけてモミにする作業を行いました。
機械に入れる作業を子供を抱いて片手で稲を入れていただいたお母さん、きっと子供さんはおぼえてますよ「母はつよし」と。
おつかれさまでした、そろって記念写真です。
その後に悲劇が起きました!
降りようとしたお兄ちゃんのズボンが機械に引っかかって逆さになって・・・
おしりに大きな穴が開きました、家に帰ったらお母さんに叱られてるかな・・・
昼前に日置さんのコンバインが到着して作業開始、45分で約2反の収穫完了です。
収量はフレコンの袋に1.7袋程度ありました。
モミ擦りしたらどのぐらいになるのでしょうか。
田んぼには何もなくなりました
今年の作業完了です。
ワラが欲しい方持って帰ってください。
ハデが強風で倒れた~
昨年何回もハデが倒れ苦労したのを思い出して、前日(10月27日)強い南風が吹いたのでハデを見に行ったところ心配した通り1列倒れていました。
ほかのハデより少し高くなっていたので吹き上げられて倒壊したみたいです。
1時間半かかって架け直し、緊急作業ですので一人での作業になりダイエットの運動になりました。
「きぬむすめ」稲刈りしました
10月18日(日)体験田で育てていたキヌムスメの稲刈りを参加者8名で行いました。
好天に恵まれて9時から開始したのですが予想より収量があり12時に終わる予定が1時になってしまいました。
参加者の皆様は稲を刈って束にする機械「バインダー」を交代で動かしたり
汗びっしょりになりながら稲束を集めてハデに稲を掛けていきました。
翌日筋肉痛になった方が多くおられたようです。(笑)
おつかれさまでした!
稲が色づいてきました
コシヒカリの方が早く色づき黄色から茶色になり始めました。
稲刈りの準備を始めないといけません。
成育状況(田植え後2か月)
盆の頃からコシヒカリの穂が出始めて,丁度2か月で開花しています。
キヌムスメは1週間ほど遅れて9月の月初に満開となっています。
収穫は穂が出てから38~45日になるので10月中旬から下旬になります。
生育状況は昨年より分けつが少なく株の勢いも昨年より弱い様ですが収穫してみないと分らない事もあります。 自然栽培は栽培開始後2年3年と減収して土壌が自然栽培に適するようになりその後回復すると言われ駅裏のモチ米の田は4年目で今年の成育は非常に良好です。
(左写真は盆の初穂)
(下段左2枚コシヒカリ8月下旬撮影)
(下段右2枚キヌムスメ9月上旬撮影)
成育状況(田植え後1ヶ月)
田植えをしてから1か月弱、分けつが進んでいますがまだ苗と苗の間はたくさんあります。
自然栽培では、今の時期まず根を広げて養分を吸収できるようになってから分けつが進みます、
慣行栽培では苗の側に肥料があるので根が張りません。
自然栽培と慣行栽培の大きな違いがここです。
左下の写真は新しく栽培を始めた田で草を漉き込んだためメタンガスが発生して黒く泡が発生し生育が遅れています。
右下は水深が深く苗が完全に水没してタニシにやられました。
除草作業 7.24
たんぼの中はチェーン除草とジャンボタニシの活動で雑草はありませんがあぜやあぜのふちに雑草が目立ってきましたので参加者に呼びかけて除草作業を行いました。
鎌と刈り払い機で1時間ほど除草しました。
第4回チェーン除草 7.8
野カモ栽培?
除草のために体験田に行くとつがいのカモが2組来ていました、雑草食べてくれたらいいですね。
今回は水も全部の田に入っていましたので、今年栽培を始めた田のチェーン除草を行いました。
子供さんが家で待っておられる家庭の人に最初に除草作業を行っていただき早退、残りの方も7時には作業完了しました。
幸い作業中は雨に遭わずに終了しましたが直後から雨が降り出しました。
稲の背丈は田植えの時の2倍ほどに育ってきましたが分けつが進んでいないので少しさびしい眺めですが、自然栽培は先に根が育ちますそのあと上部の株が育ち8月には慣行栽培に追いつきます。
第3回チェーン除草 7.3
今回も田の水位が低く、新しく栽培はじめた田はチェーンが引けない状態でした。
真ん中の田にチェーン除草を行い、残りの2枚は田植え前から残っていた雑草の除去作業です。
雑談しながらの作業は楽しい時間です。
第2回チェーン除草 6.28
6月28日(日)朝6時に体験田に参加者10名が集合して作業を行いました。
体験田は水路の堰板が抜かれて水位が下がり土が露出しているためその中で一番水が深いコシヒカリの植えてある田1枚だけチェーン除草をして、他2枚の田は目立つ大きな草を手で除去しました。
毎日の水管理の大切さを痛感しました。
ジャンボタニシは段ボール紙がお好き?
特定外来種として嫌われ者のスクミリンゴガイ通称「ジャンボタニシ」、昨年は体験田の両端の水深の深い場所の稲の苗を全部食べられて裸地となりました。
田の中央部分の浅いところはジャンボタニシの活動のおかげでチェーン除草をしただけで他の水田で悩まされる雑草が全く生えることなく除草作業することなく収穫までできました。
ジャンボタニシは生物農薬としてコントロールしてうまく使うことが出来れば非常に有益な生き物です。
コントロールする方法として、活動を抑えるのは水深を4cmより浅くする方法と苗が育つまで他の餌になるものを与えることが考えられています。
餌としてタケノコ・畔の草や段ボール紙が好物のようなので手始めに段ボール紙をタニシがいる田に浸けてみました。
24時間後段ボール紙をみてみるとタニシが集まってきていました。 生息密度がかなり高いところはたくさん集まっていましたが密度が低いところは付いていたりいなかったりの状態です。
昨年は苗を食べられないように草を入れたりしましたが今年は段ボール紙を入れて食害を抑えてみます。
第1回チェーン除草 6.24
6月24日朝6時に体験田に7名集合して人力チェーン除草器と機械(田植え機改)を使い除草作業を7時過ぎまで行いました。
朝早く遠方よりおいでいただきお疲れ様でした。
写真は最後まで残って作業していただいた3名です。
田植え 6.21
6月21日朝8時にパルス建設のモデルハウスに集合して着換えをしてから体験田に移動して作業開始。
上の田からコシヒカリ1枚下の田2枚にキヌムスメを植えました。
参加者が交代で田植え機を操作して田植えを行い、子供たちも同乗して楽しんでいました。
水を二日前から入れて代掻きをしていましたが、もうジャンボタニシが現われて田の中を這ってます。
代掻き(田植え準備) 6.20
前日から田圃に水を入れて代掻き(しろかき)をしました。
草地だった場所が田圃らしい様子に変身しました。
木村式では軽く表面だけを均します。
荒起こし作業 5.31
田の土を乾かすために荒起こしをします、木村式では荒く大きな土の固まりになるように作業をおこないます。
水稲栽培を続けていた田・昨年から栽培を再開した田・3年間耕作放棄されていた田・土の状態もそれぞれ違っています。
今年増やした体験田の草刈り 5.29
草刈り前の今回お借りした耕作放棄地の様子です。
人の背丈ほどの草丈に雑草が繁茂しています。
田圃にうまく復活できるか心配になりました。
まずは日置さんが機械(ハンマーモア)で草刈りをしました。
あぜの縁は刈り払い機で片付けました。
下の写真の左側が草刈りした田んぼで機械で雑草が細かく裁断されています、右側2枚が昨年耕作した田で草がそのまま残っています。
体験田の草の植生の違い 2015.5.28
春先に伸びていたレンゲや草が枯れはじめました、昨年わらを燃やした所と燃やしていない所の生えている草が違います。
燃やした場所の以前から居た微生物や種が熱でいなくなったので新たな雑草が入り込んできました。
燃やしたワラが肥料になるかと考えましたがうまくいってないようです、1年を通して変化を観察していきます。
水稲栽培体験田の苗作り 2015.5.2
日置さんの所で苗作りが始まりました、もちろん体験田に植える苗は一番最後に育成して十分大きく育ってから田植えに使います。